次は、ライフライン施設の警備について述べたものであるが、誤りはどれか。
1、ライフライン施設は、一般に業務上必要な者だけが入場を許されており、厳格かつ確実な出入管理が警備の基本となる。
2、事件、事故等が発生した場合に備え、避難措置等について施設管理者と十分な打ち合わせをする必要がある。
3、ライフライン施設の警備業務は、警報装置や監視カメラなどによって、施設に対する侵入を早期に感知できる物理的防御
に重点を置き、人による巡回警戒の方法をとる必要性は低い。
4、ライフライン施設で火災等が発生した場合は、多大な被害が生じるおそれが強く、法令によって防災計画や体制等の整備が義務付けられている場合があるので、特に注意する。
5、ライフライン施設は、石油精製施設、発電所、浄水場等で、異常が発生した場合には、国民生活に多大な被害を与えるおそれのある施設である。
答えは実務編58P、「3 ライフライン施設の警備(原子力関連施設を除く。)」
イ 巡回及び立哨
ライフライン施設は、広大な面積を占める場合が多く、侵入防止は重要な課題である。車両による突入の可能性も考慮して、塀、フェンスなどの物理的な防御方策や侵入を早期に感知する警報装置、監視カメラなどの活用も含めて、巡回計画を検討する必要がある。
ということで、誤りは選択肢3です。
選択肢3は、要するに「警報装置と監視カメラがあれば巡回しなくていいじゃん?」的なことなので、全くダメですね(^_^;)
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