次は、地下街における巡回についての記述であるが、誤りはどれか。
1、防火シャッターや防火戸がある場合には、それらが正常に機能するよう周囲を点検し、障害物となるものの排除に努める。
2、飲食店が多い地下街では、ガスを使用している店舗が多いため、巡回時には嗅覚を働かせてガス漏れの早期発見に努め、ガス爆発の未然防止を図る必要がある。
3、夜間などに地下街を閉鎖するときは、火元の確認をすると同時に、閉鎖区域内に残留者がいないことを確認する必要がある。
4、通路や階段の障害物の有無を確認し、もしそれらを発見した場合には、直ちに撤去し、後日その旨を報告書で地下街の管理責任者に報告する。
5、地下街での火災は致命的であるので、巡回時には防火を最優先にする。
答えは実務編50P、(3)地下街における巡回
ウ 避難通路等の確保
地下街で火災等の事故が発生した場合には、避難通路となる階段等の状況が需要となる。通路や階段は常に障害物等がない状態にしておく。
そのため、巡回時に障害物等の有無を確認し、もしそれらを発見した場合には、直ちに地下街の管理責任者等に連絡して、撤去するよう依頼する。
自らの判断で勝手に撤去してはいけないんですね。
よって、誤りは選択肢4となります。
コメントを残す